法律

【知的財産権講義】商標権?著作権?主要な知的財産権5つを解説

中国輸入をやるにあたって必ずつけておいてほしい知識があります。
それは、知的財産権です。

なぜなら、中国は偽物商品が溢れかえっており、
知らずに販売してしまうとAmazonのアカウントが閉鎖してしまうからです。

アカウント閉鎖ならまだマシですが、最悪の場合は逮捕されてしまいます。

アリババやタオバオなどから仕入れる中国輸入は基本的にノーブランド商品を取り扱います。

しかし、ノーブランドを取り扱うとわかっていても、
知らず知らずのうちに知的財産権を侵害しているケースが多々あります。

僕が教えていたコンサル生でもありました。
問題ないと思って仕入れようとした商品が完全に偽物商品だったのです。

幸い、仕入れる前の段階で僕が気づいて止めましたが、もし販売していたらかなり危ない状況になったでしょう。

「偽物は仕入れてはいけない」とよく言いますが、そもそも偽物とはなんなのでしょう?

偽物とか言う前に、まず大原則として、基本的な知的財産権の知識をつけておきましょう。

今回は、最低限覚えておいてほしい知的財産権を5つ解説します。

そもそも、知的財産権とは?

知的財産権とはどういう意味なのでしょう?

簡単に言うと、「アイデアが保護される権利」のことです。

世の中は沢山のアイデアが知的財産権で保護されています。

音楽や書籍はもちろんのこと、ミッキーマウスのデザインや企業のロゴ、
工業製品の技術など保護されるものは非常に多岐にわたります。

知的財産権とはアイデアに関する様々な権利の総称のことで、多くの権利に分類されます。

今回説明するのは主要な5つの権利、特許権、商標権、意匠権、実用新案権、著作権です。

iPhone7を例にとって、それぞれの権利を解説していきます。

特許権

特許権とは、技術や発明を保護する権利です。

上記のiPhoneの例ですと、タッチパネルが特許で保護されています。

従来のスマートフォンのタッチパネルは単純に圧力で感知していました。

しかし、iPhoneのタッチパネルは違います。

画面に常に一定の電気を流しておき、指で触ったときに起こる電気の変化を読み取って反応するのです。

これにより、爪やプラスチックなどによるミスタッチを防ぐことができるのです。

こういった、産業に貢献するようなスゴイ発明が特許権によって保護されているのです。

商標権

商標とは、ロゴのことです。

iPhoneなら、アップル社のロゴであるリンゴのマークのことです。

これは、同じような製品を区別する為に存在します。

例えば、ペットボトルの水が何もラベルが貼られていないで売られていたらどうでしょう?

どれを買えばいいかわからないですよね。

消費者は、「いろはす」や「エビアン」といったブランド名及びロゴがついているからこそ区別でき、
水の中身や違いがわかり購入することができるのです。

また、企業はロゴがあるからこそブランドの確立ができるのです。

意匠権

意匠とは工業デザインのことです。

iPhone7なら、iPhone7を想起させるよなあの独特の丸いフォルムです。

芸術品などとは違い、工業上利用することができるデザインのことです。

実用新案権

実用新案権は特許と同じように技術を保護するものです。

しかし特許と異なる点は、実用新案権では物品の形状や構造を保護します。

iPhoneの例ですと、ホームボタン1個だけにしたというアイデアです。

今までのスマートフォン及び携帯電話は色々なボタンがありましたよね?

テンキーはもちろん、戻るボタンや進むボタン、
通話ボタンや決定ボタンなど数多くのボタンがありました。

しかし、iPhoneはそれらを全て取っ払い、
大きなスクリーンとたった1つのホームボタンにしてしまいました。

こういった、従来の製品よりも便利にするようなアイデアが実用新案権で保護されます。

著作権

著作権とは、著作物を保護する権利のことです。

自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、
著作物を創作した人を「著作者」といいます。

著作物には曲や映画、絵画、書物など数多くのものが当てはまります。
ミッキーマウスのデザインは著作物ですし、ピコ太郎のPPAPも著作物です。

しかし、著作権は、今まで紹介してきた上の4つの権利とは少し性格が異なります。

まず、いままで紹介した特許、商標、意匠、実用新案は、管轄が特許庁です。
しかし、著作権は文部科学省が管轄しているのです。

そして、もう一つ重要な点は、上の4つの権利は申請して認可されなければ権利が効力を持ちませんが、
著作権は、申請しなくても、作った時点で権利が発生するのです。

著作権だけにおいては面倒な役所の手続きなしに勝手に発生する権利なのです。

しかし、申請をせずに発生する権利なので、
どこまでが著作権侵害なのか境界線が曖昧になるという問題もあります。

事実として、著作権の侵害として裁判で認められるケースは、商標などと比べて圧倒的にレアです。

しかし、かといって侵害していい権利ではありません。

ミッキーマウスやキティちゃんみたいに、
誰でも知っているようなキャラクター製品を無許可で製品を販売したら即侵害認定されますからね。

また、法律云々の話ではなく、Amazonのポリシーにも違反するので即アカウント閉鎖にも繋がります。

まとめ

さて、5つの権利を紹介しましたが、中国輸入で出てくることが多いのは商標権著作権、この2つです。

商標をとっている製品に無許可で相乗り出品したら商標権侵害になりますし、
ディズニー非公式のiPhoneケースを売ったら著作権の侵害になります。

Amazonでアカウント閉鎖する中国輸入セラーは圧倒的にこの2つの権利を侵害しているケースが多いです。

知的財産権に関しての正しい知識をつけ、知らずのうちに侵害しないように気をつけましょう。

 

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