中国輸入

OEMなんてやる必要がない理由

最近、OEMという言葉が流行っていますね。

Amazon中国輸入界隈では、中国現地メーカーなどと契約し、
OEM生産をするのが最強みたいな風潮があります。

確かにOEMは当たれば強いです。
独自の製品で誰にも真似されずにどんどん売れ続けてくれるわけですから。

しかし、わざわざOEMなんてする必要がないと僕は思っています。
その理由を今回の記事では述べていきます。

OEMとは

 

そもそもOEMとは何でしょう?

OEMは、Original Equipment Manufacturerの略で、
他者が開発した製品やサービスを製造、販売する企業のことです。

例えば、あなたが新しくアパレルの会社を立ち上げるとします。

しかし、創業仕立てのあなたは縫製工場も持っていなければ、
工場建設のための資金もありませんよね?

洋服の製造の工場を立てることは多額のお金がかかりますし、
製造のためのノウハウもかなり勉強しなければいけません。

つまり、個人がいきなり色々なデザインの服を自分で製造することは、不可能に近いのです。

そこで、OEM工場に委託をします。

アパレルのOEM工場は、既に洋服を作る沢山の設備が整っています。
既にそのOEM工場で生産している服を仕入れ、貴方のブランドとして販売するのです。

貴方はその工場で生産している洋服の中から欲しいデザインの服を選び、
貴方の会社名のタグを縫い付けてもらうだけです。

また、洋服の色や生地、ファスナーやポケットの形なども選択できたりします。

こうして、世界に一つしかない貴方だけのブランド服ができてしまうのです。

OEM”生産”と言いますが、実態は転売に毛が生えたようなものです。
生産というよりは、既製品をちょっと改造した、”横流し”と言った方が近いですよね?

ちなみに、OEMと似た言葉でODMというものもあります。

こちらは、Original Design Manufacturerの略で、
OEMをさらに発展させたものです。

ODMでは製造だけでなく、設計も担当します。

貴方が一から服をデザインし、設計図を書いて工場に出します。
その図面などをもとにODM工場は生産をします。

つまり、OEMよりも大変で高い技術力が要求されるのです。

OEMの現状

 

OEMは単なる横流しに近いと言いましたが、様々な大企業で採用されています。
例えば、プライベートブランドなんかがそうです。

セブンイレブンに、セブンオリジナルポテトチップスって売ってますよね?
あれは、カルビーのOEM商品です。

セブンイレブンはポテトチップスを製造するノウハウを持っていませんし、
工場を立てるための設備投資資金を使うのもリスクがあるわけです。

そこで、ポテトチップスの製造はカルビーに任せて、
パッケージだけ付け替えて販売するのです。

セブンイレブンのポテトチップスは、ナショナルブランドのカルビーと比べて安いですが、
実際はほとんど同じものなのです。

味はほとんど変わりません。

「全然違うぞ!!!ナショナルブランドの方が値段が高い分、美味しい!!!」
と言う方は、メーカーの戦略に騙されています。

他にも、アパレル企業はほとんどOEMですし、化粧品なんかも多いです。
実際、デザイナーが全くいないアパレル企業なんかも沢山ありますからね。

OEMのメリットとデメリット

 

OEMのメリットは先ほども言いましが、
技術力がなくても独自の商品が製造できてしまうことです。

OEMというシステムが生まれたおかげで、ものづくりの敷居が一気に下がりました。

しかしもちろんデメリットもあります。
それは、ロット数です。

いくら少ない投資で生産できるとはいえ、ある程度のお金はかかります。
アパレルなら、1商品500個とか1000個とかの最低ロットが求められるでしょう。

無理してOEMなんてしなくていい

 

冒頭にも書きましたが、Amazon中国輸入ビジネスではOEMが大流行しています。
バカの一つ覚えみたいに「OEMだ!OEMだ!」と言っています。

確かにOEMで世界中のどこにもない商品を作れば差別化ができます。
しかし、資金のあまりない初心者にはリスクが大きすぎるのです。

例えば1個1000円の仕入値で最低ロット500個の商品の場合どうでしょう?
たった1商品で50万円もの投資額になりますよね?

いくらAmazonの新規出品の販売戦略を極めても全ての商品を当てるのは不可能です。
むしろ、うまくいかない商品の方が多いわけです。

50万円の資金をもとに、「この商品で一発当ててやる!」なんてのはハイリスクすぎるのです。

では、どうすればいいのか?

 

OEMについて批判をしましたが、OEM自体が悪いと言っているわけではありません。
資金の潤沢な上級者がやればいいのです。

初心者は無理してOEMなんてやらずに、アリババやタオバオの商品を仕入れて、
自社のタグをつけて販売すればいいのです。

まず、貴方の中国輸入ビジネスの目的は何ですか?

自分の好きな商品を作って販売することですか?
それとも、利益をあげることですか?

利益をあげることが一番の目的なら、OEMにする意味はありません。

自社の商標権を取得して、アリババの商品を横流しするだけでも、
相乗りセラーは入ってこれないですからね。

よく、「OEMは競合排除の差別化」とか言いますが、
そんなことはアリババの商品に商標タグをつけるだけでもできます。

したがって、無理してOEMで大ロットで商品を仕入れる意味なんてないわけです。

中国現地に行って直接メーカーと交渉したりすると、何だか仕事をしている気分になります。
現地仕入れって何だかスゲーって感じしますよね?

現地に行って交渉をすること自体が好きならばそれでいいのですが、
何も収穫がないまま帰ってきたり、利益第一主義でそんなことをしているのならむしろ遠回りです。

それは、ビジネス出張ではなく、単なる中国旅行です。

周りがやっているから自分もやるというのは日本人の悪い癖です。

自分が最速で目標を達成するのはどうすればいいのか。
頭を使ってよく考えてみましょう。

周りに流されてはいけませんよ!!

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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